【禁煙×孫子36計】囲魏救趙(いぎきゅうちょう)【2の計】-禁煙5日目-
孫臏(ピン)さん。
この計略を語る上では外せない人です。
私は、この計略知るまで、まーったく知りませんでしたが、自身の境遇にも屈しない力、先を読む力、人を読む力、人を動かす力、すべて持ち合わせたゆえに成功した人物と考えます。孫臏の事は、また別でしっかり調べ、学びたいですね。
それでは【禁煙×孫子36計】の2計目、囲魏救趙(いぎきゅうちょう)です。
先ずは説明から
”共敵不如分敵 敵陽不如敵陰”
敵を集中させるよう仕向けるよりも、敵を分散させるよう仕向けるのがよい。
敵の正面に攻撃を加えるよりも、敵の隠している弱点を攻撃するのがよい。(wiki)
その事例・内容はこちら
戦国時代の中国で、当時強盛を誇った覇権国家・魏が趙と戦った際に、趙は次第に追い詰められ、ついに魏軍に都の邯鄲を包囲されてしまった。趙は同盟国の斉に援軍を求め、斉の威王はすぐさま田忌を孫臏と共に派遣して趙を救援させた。だが、孫臏は邯鄲に向かおうとする田忌を途中で留めてこう言った。「絡まった糸を解くときには無理に引っ張らないほうが良い。闘いから救おうとするなら直接加わってはいけない。要所を突き、虚を突いて、形勢を崩してやれば、糸はおのずから解けていくものだ」
孫臏は魏本国を攻め都の大梁を包囲することで、魏軍を趙から撤退させ、引き返して来た魏軍を桂陵の戦いで大破して趙を救った。このように、敵を一箇所に集中させず、奔走させて疲れさせてから撃破する戦術を囲魏救趙の計と呼ぶ。
仲間を助けるにあたり、強大な敵に対して直接的に対峙せず、弱っている部分を見抜き、敵を陽動し、弱い部分を意識させ、強大な敵を分裂させ、弱めて効果的に敵を倒したと考えます。
計略自体も素晴らしいですが、計を実行している人も鍛錬がなければ見抜かれてしまう。人が大事な所以をここでも感じます。
さて、これを禁煙と結びつけるとすると…
まず、弱みがあると、そこを突かれる。弱みを出来るだけ作らない、見せない。そのためには強い集中力が必要と思いました。
集中力がある、これは何をするにあたっても最低限必要な要素。良い計略も、集中力が無い人間がやると、失敗、裏切り、結果、敗戦の確率が上がります。
喫煙中のあの気だるい感じって、完全に弱い部分見せてる気がしませんか?そしてタバコで集中力は確実に低下します。タバコがないとイライラするので。
組織レベルでも、集中している集団の中に「あっ、ちょいタバコすってきます〜」「ニコチンきれたらやってられやせんわ〜」なんてやついたら、チームの勢いは衰退しているように見えます。
虚を突かれないように、自身を高い集中力が発揮できる意識レベルに持っていく。その中にタバコが必要なケース…
ありませんね。
今日もタバコは不要です!